左右の。。。あれこれ!③
- No.111
- 2018/01/03 12:25
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。
前回の続き、デニム生地右綾(みぎあや)で織られたデニムをもっと細かく紐解いていきます。
下の図は、
糸を撚って(よって)いる図です。
二本の繊維を捻って出来た糸をデニムの材料にするわけですが、この糸を捻る方向も右捻りです。
なぜ?右回りばかり?
糸を撚る(よる)職人さんいわく、”左回り”で糸を撚ると糸が解けてしまうそうです。
緩まないよう糸を、緩まないようデニムを、緩まないよう丈夫な作業着(ジーンズ)を作ったら右に捻れるジーンズが出来た。と、言うわけです。
ここまで追求すればなぜ?右に捻れるか理解できましたよね?
深く追求することは理解が深まりますしとても重要です。
予断ですが今では左綾のデニムが作られるようになりました。現代の、ジーンズはファッション重視、作業着のような丈夫さはいりませんからね。
世の中には、まだまだ右回りのものが多くあります。
身近で言えば、どこにでも使われているネジ。ほとんどのネジが右ネジです。ドアノブ等もほとんどの人が右に回して開けると思います。これらは右利きの人が多いからと言われています。
自然に目を向けると、植物のツル。巻貝。などほとんどが右巻きで左巻きは少ないそうです。
人の動きも左右に意味のある動きがあります。身体に興味のある方はぜひ上辺の情報だけじゃなくジーンズのように深く追求してみるときっと理解が深まりますよ。
さて、年末に嬉しいニュースが
2017年の競輪選手の頂点を決める競輪グランプリで”浅井康太選手”が優勝いたしました。
おめでとうございます!!